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【多角的】引き寄せの法則・肯定派専用スレ【検証】
417 :
行動不要論者
◆Besd4/NoL.
:2008/01/11(金) 04:30:03
(続き)
結果は、驚くべきものだった。
数値データと起きた現象には、グラフにできるくらいに、確実に相関性があった。
ただし、グラフは「比例直線」ではなく、「反比例曲線」だった。
うまくいったのは最初の一回だけだった。その後はやればやるほど、悪化していった。
大金を欲して10回祈った時期は、予想外の出費が続く。やめると状況は緩和される。
気を取り直してじゃあ5回と復活させると、また支出が増える。ただし10回の時よりも少し額は下がる。
面白いくらいに、「思い」と「現象」は連動していた。
ただし、逆方向にだ。
車は確実に動いている。しかし、どうやら、ギアをバックに入れ間違ってるらしい。
私は認めざるをえなかった。
「重力と同じだ。目には見えないし、証明もできないが、ここには確かに何かのパワーがある!!」
「でも、今の俺は、やり方をどこかで間違っているのだ……」
そして、ここから私の迷走が始まる。
418 :
行動不要論者
◆Besd4/NoL.
:2008/01/11(金) 04:30:58
極端な科学偏向主義だった私が、いったん路線を変更すると、反動で振り幅が大きくなる。
一気に真逆側まで飛ぶ。極端から極端に走る。
私は願望実現系の本をごっそり買いこみ、一日中ネットにかじりつき、一気に願望実現マニアになった。
セミナーにこそいかなかったが、それでも精神世界をバカにされると、必死になって弁明をするようになった。
それまでとは、まるで真逆だ。
今思えば、やっと見つけた希望の灯を消されたくなくて必死だったんだろう。
この傾向は時間が進むにつれてさらに顕著になった。なかなか結果が出ない焦りは、否定派連中への怒りへと変わった。
だってもしこれが彼らの言うとおりのウソだったら、何もかも犠牲にして自分がやってきたことが無駄になる。
なんとしても、認めるわけにはいかなかった。
しかし……。やればやるほど状況は悪化する一方だった。
周囲の人間は日に日に私から離れていき、その中には突然死という最悪の形すらあった。
警察沙汰にもまきこまれ、相変わらず仕事はないので、借金が増えていく。
今の私にとってはそこまで大した額でもないが、イケてるサラリーマンの年収以上の金額は、当時の心を折るのに十分だった。
やればやるほど悪化するのがわかっているのだから、やめれば少なくとも進行は止まる。
だが、状況が好転するわけでもないので、結局またすぐに始めてしまう。止まったままでは借金は減らないから。
「ちょっと元気が出てきたからまた掘ってみよう。あと30センチ掘りさえすれば、今度こそ宝が埋まってるはずだ……」
という心境に近かったのかもしれない(苦笑)
419 :
行動不要論者
◆Besd4/NoL.
:2008/01/11(金) 04:32:09
今なら、どこが悪かったかハッキリわかる。
私は必死になって「すでに借金を返しました!」という文句をノートに何度も何度も書き、そのまま寝ていた。
起きると寝ぼけまなこをこすり(ノートを読み返さなきゃ)と思い、あわてて枕元を探る。
だが、本当に金に困っていないイメージングができた場合は、そもそも「借金」なんて単語は頭をかすめもしない。
私はこういうことを毎日くりかえして、マイナスにわざわざエネルギーを与え続けていたのだ。
実際、「やらなきゃ、やらなきゃ」の義務感ばかりで、毎日のメソッドはちっとも楽しくなかった。
焦りだけが増えていき、それは現実となった。
マーフィー理論の限界点は、ここだと私は思う。
祈っても、意識の焦点がどこに当たっているのか、自覚する術がない! これは危険だ。
借金を返しているつもりで、逆に増やすような祈りをしているかもしれないからだ。
泥沼のまま、なんと数年が過ぎた。
何もかもを失い、さすがに諦めかけていた。人生そのものさえも。
そして、とうとう私はLOAと出会う。起死回生のはじまりだった。
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